国内MBAを目指してみる人のブログ

筑波大学大学院が提供する英語MBAプログラムを目指して、国内MBAに行こうか検討している人に「国内MBAを目指している人の一例」を示せればいいな、と思って始めたブログですが今は迷走中です。

初めての浪人生活?と文系と理系。

私は、会社勤めをしています。

なので、厳密には全然浪人生ではないのですが、
今年の受験に失敗して来年の受験のために勉強中ならば浪人生を名乗っても良いのではないか?
と思ったので、書いてみます。


・・・


大学受験の話。

高校3年生の途中になって、周りが勉強し始めたら私も本格的に勉強し始めました。

でも、1年で高校3年間の勉強を取り戻すのは無理!と1日で悟り、
理系科目を全て捨て、文系科目に集中することで受験を乗り切ることにしました。


つまり、出来ることだけをやってきたということです。

要領のいい人というのは、こういう人なんだと思います。


自分の能力の届く範囲と届かない範囲をよく知っていて、
自分の出来ることだけをやり、自分の出来ないことはやらない人のこと。
(そしてそうやっているうちに、自分の範囲が狭くなってしまってつまらなくなってしまう人。)


・・・


文系と理系の話の続きと、「有能感」の話。


仕事をする上で、仕事に誇りを持つために、「有能感」ってのは結構大事だと思うんです。

有能感とは、「俺はこんなことやっててすげえだろう」って自分で誇りを持てる根拠のようなものです。

文系の仕事しかやったことない私は、有能感の限界が見えてきてしまったな、と最近感じるのです。


例えばノルマのない仕事だと、どうしても「画期的なことをやる」よりも「ミスなくそつなくこなす」ことを
上司に求められがちです。

で、「ミスなくそつなくこなす」スキルや専門性を身につけても、全然「有能感」が得られません。
「ぶっちゃけ、こんなの誰でもできるんじゃね?」という疑念が頭から離れないのです。


また、もしそのスキルや専門性が認められて「こいつすげースキル持っているから出世させよう」
っていうのがあったとしても、

結局その先は「上に昇っていく人間にいかに気に入られれて流れに乗れるか」
という政治ゲームの世界になってしまっているように感じます。


そんなの、つまんない世界だ。
思考がお子ちゃまな私は、そう感じてしまうのです。


一方、自分が理系ではないから、憧れが混じっているのかもしれませんが、
理系の仕事の方が、「この仕事は俺がいたからやれたんだ。」みたいな気概を持ちやすいような気がします。





何か「確かなもの」が欲しい。

そういう漠然とした思いがあるんだと思います。


「誰誰とうまくやっているからアイツは上に行くぞ」みたいな地盤がぐらぐらしている環境ではなく、
「あいつはアレをできるから、価値がある。」そんな風に思われたいのかもしれません。

もしかしたら形を変えた「ただの安定志向」なのかもしれないけれども。


・・・

そんなこんなを考えていて、自分のキャリアの方向性をぐいっと変えてみようと思っています。


そのためにはまず数式を理解できなきゃいけないことに気づいて、今数学を勉強中です。あと統計学も。

実は、浪人生になったら数学を勉強しようと昔思っていたので、まあ、遅ればせながらという感じです。



・・・

高校生のときも、大学生のときも、
「勉強は大人になって、必要になったらやろう。今は、今やれることをやりたい。」
って思っていました。

そして、たぶん今がその「大人になったら」のときなんです。
もう後伸ばしにするのは終わり。

後になって、「学生のうちに勉強しておけばよかった。」と後悔したりだとか、
自分の子供とかに「学生のうちに勉強しておけよ。」としたり顔で言うのは嫌なんです。


若いときの判断は間違っていない証明をするために、予定通り「今」勉強したいと思っています。



(終)



(蛇足)
とかやってて、どんどん大学院受験対策とかからやってることが離れていってる気がします。