国内MBAを目指してみる人のブログ

筑波大学大学院が提供する英語MBAプログラムを目指して、国内MBAに行こうか検討している人に「国内MBAを目指している人の一例」を示せればいいな、と思って始めたブログですが今は迷走中です。

なじみのない分野の勉強をする方法を模索した。

私は最近「データ分析が自分に向いているんじゃない?」という思いに駆られ、統計学・数学を勉強し始め、
目指す大学院も筑波の国際経営(MBA-IB)から経営システム科学(一応MBA)にシフトしつつあります。

で、研究計画書を書くために興味がある分野の論文を読むかーって思ったのですが、
びっくりしたことに論文に何が書いてあるのか全く理解できませんでした。

もう何がわからないのかすら分かりません。私にとってはアラビア語を読むくらい難しい!って感じでした。


・・・


そこで私は、道具のちからに頼りました。

まずは、iTunes U。

iTunes U では、iTunesを通じで大学の講義が無料で見れます。

私は通勤時間が片道1時間あるので、この時間にiTune Uをぼーっと聞き流し、
統計学とか数学がなんとなくわかる」という状態に持っていきました。

iTunes Uを見るために、ケータイもiPhoneに変えました。
今はまだ海外の大学の講義が大半ですが、海外の一流の授業を無料で聴けるというのは素敵ですよ。
(ちなみに統計学のとっかかりとしては、この授業が私には最適でした。)

さらに、SpeedUp TVというアプリを使って2倍速で講義を聴くと、90分の講義が45分で終えられるんですよ!お得!



次に、その本、図書館にありますというChrome向けのサービス。

iTunes Uをやっていると、「もうちょっとちゃんと理解したい!文字から理解したい!」
という気持ちがふつふつと湧いてきました。

そんなとき、とても役に立ったのがこのサービスです。

このサービスはamazonで気になる本を調べると、
自分のよく使う図書館にその本の在庫があるかどうかを調べてくれるサービスです。

気になる書籍を全部買っていると、破産しますよね?

私はこのサービスによって「まず借りてみて、自分に合っている書籍であれば購入」
というプロセスを確立したことによって、お金を節約するだけでなく、まず目を通す書籍の幅を広げることもできました。

これ作った人、天才か!


最後に、Kindle Paperwhite


ある程度基礎体力をつけた後は実際に論文に目を通さなきゃいけない訳ですが、
仕事が終わって、机に座って、さて読むか、って思っても睡魔しか襲ってきませんでした。

で、Kindle Paper WhiteにPDFを入れて、またしても通勤中に読む作戦を実行。

通勤電車内のように、「他にやることがない、かつ避けられない状況」だと、まあこんな私でも論文を読むわけです。




以上のように、様々な道具のちからに頼ることによって、
今は論文を読むのが、「アラビア語レベルの難しさ」から
「フランス語(第二外国語)レベルの難しさ」にまでなんとか持ってくることが出来ました。
これならなんとか読み進めることができそうです。


・・・


未開拓の分野の勉強をするにあたって、勉強の「とっかかり」が一番難しいですよね。

そういうときに、「意思の力」でどうにかしようとしている人が多いように感じます。


でも、セルフコントロールは消耗資源です。(「スイッチ! 」という本を参照)

だから、サラリーマンはハウスオフィスもせずにせっせと出勤し、
脚本家は喫茶店やファミレスにわざわざ出向くことによって、
「仕事をするぞ!」って意思を持たなくても仕事ができる環境に身を置くのです。




私は先に挙げた道具のちからのおかげで高校生のときの数学の授業より
はるかに楽に勉強を進められています。
(テクノロジーの進歩、万歳!)


根性なんてあてにならないので、
道具のちからに頼って未開拓の分野を開拓して、自分の世界を拡げましょう!



↓私史上最高のビジネス書です。